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そこまでやるの!?徹底したGAKUYAのT3エンジンOH

ここまでやります!T3ヴァナゴンのエンジンオーバーホール!

※こんなきれいな方はGAKUYAにはいません。ご了承くださいませ。

 

こんにちは、渡邊です。

 

2021年となり1発目の「整備ブログ」の更新です。

年明けから既にたくさんの整備ご予約を頂いており、バタバタとしながらもありがたい気持ちでいっぱいでご対応させて頂いております。

2021年も張り切っていきますよ~!

さて、そんな中、今年1発目のT3ヴァナゴンのエンジンOHに取り掛かっております。そこでGAKUYAメカニックのこだわりポイントを1つ紹介させて頂きたいと思います!

 

クランクシャフトのスラスト量調整

T3ヴァナゴンのOHしているとどうしても組み上げる際に、エンジンの個体差によりクランクシャフトのスラスト量(シャフトのガタ)が変わってきます。

通常、元々使われているスラストワッシャーの厚さを参考にクランクシャフトのスラスト量の調整をしますが、GAKUYAはクランクシャフトのスラスト量を規定値に合わすため、専用の器具(ダイヤルゲージ)を使いきっちり数値管理し組み上げています。

そんなクランクシャフトのスラスト量はスラストワッシャーの厚みと組み合わせで調節していきます。

めちゃくちゃ種類があります。

全てスラストワッシャーの厚みで変わっており、0.3mmや0.38mm、0.24などとても細かく分かれています。

これらのスラストワッシャーを組み合わせ、規定値+個体差による最適な数値を出し、組み上げます。

結構細かい作業しているでしょう!?

クランクシャフトのスラスト量が多少規定値よりズレていても問題なく走るのは走りますが、ゆくゆくは異音やパワーダウンの原因となります。

せっかくOHしたのに、また壊れるなんて嫌ですよね。

GAKUYAはそういったトラブル率を少しでも下げるために、そこまでやるの?といった作業を行っています。

 

ヴァナゴンが好きでGAKUYAのスタッフ3名も自身でヴァナゴンを所有しているからこそ、かゆいところに手が届く?愛情あふれるサービスが出来るのです!

ヴァナゴンオーナーもそうでない方も安心してください。

GAKUYAが全力でヴァナゴンライフをサポートさせて頂きます!