VW History & ModelVW History& Model フォルクスワーゲン車の歴史とモデルの紹介をしています。
T2 KOMBI ブラジルバス
『2型』を意味するタイプ2の愛称で知られるワーゲンバス。
その愛らしいルックスは世界のファンを虜にしているのは周知のとおり。
実はタイプ2とは北米での主な愛称で本国をはじめ周辺諸国ではBulli(ブリー)の名で親しまれているのです。
T3の発表時にVW社自体が世代をさかのぼって区分けし、第1世代、第2世代・・・いわゆるT1、T2、T3と呼ばれるようになり現代のT6.1までそのネーミングは続けられている。
ドイツで1950年に生産が始まったT1は1967年にT2へと世代交代、T2a...
T3(Transporter T3)
1979年にT2の後継モデルとしてトランスポーター第三世代、T3が発表される。当初のエンジンは1600ccと2000ccの水平対向4気筒空冷エンジンを搭載。フロントマスク下側のエアーグリルが装着されていないので見た目で判断できる唯一の特徴だ。空冷エンジン生産終了に伴い同時期にガソリンエンジン1900cc及び2100ccが投入されることになる。空冷エンジンをベースにヘッドのみ水冷化した部分水冷の水平対向4気筒エンジンである。MV型の2100ccガソリンエンジンは日本でのT3のほとんどがそ...
T4(Transporter T4)
1990年に登場した4世代目のトランスポーターがVW-T4である。
従来のモデルから構造を一新し、水冷エンジンをフロントに搭載したFF車(フロントエンジン・フロントドライブ)に変更された最初のモデルとなる。
そのためT3時代と比較すると全長はほぼ変わらないものの外装においてはエンジンが納まるフロントノーズが設けられ、ホイールベースも拡大している。日本ではほとんど見かけないがT4から全長が400mmほど長いLWB(ロングホイールベース)モデルも追加されている。
199...
T5(Transporter T5)
いうまでもなく第5世代のトランスポーターシリーズである。
フォルクスワーゲン商用車部門(フォルクスワーゲンコマーシャルビークル)が2002年10月6日にスタートさせ2003年4月25日にフル生産に入る。
これまで紹介してきた主な市場の北米には実はT5は輸出されていない。
なので北米に行ってもT5以降のモデルを見かけることはないだろう。
GAKUYAは北米にたくさんの友人ショップがあるが、日本でT5-T6.1を輸入しているんだと言うとみんなこぞって『ジェラシーだ』と口をそろ...
T6(Transporter T6)
2015年4月に待望の第六世代となるVW-T6がジュネーブショーにてワールドプレミア。
2016年モデルから一般販売が開始されたのは記憶に新しい。
一応世代交代にあたるのでフルモデルチェンジになるのだが、パッとの見た目はあまり変わっていない。と、そのような声が聞こえるのは特に否定しない。
しかしながら細かく見ていくと細部で変更されているのがわかるだろう。
まずはヘッドライトとフロントグリルにボンネット、以前よりも後方に流れていくようなデザインに変更され...
T6.1(Transporter T6.1)
2019年にT6のフェイスリフトとしてT6.1が登場。いわゆるマイナーチェンジモデルだ。
各モデルグレードは基本的にT6時代そのままで踏襲されている。
T6時代からの基本的な違いは外装では大きくフロントグリルまわり及びリアまわりが変更。
内装においてはダッシュボードが大きくブラッシュアップされ、セカンドシート左右に装着されるスライドウインドウのつまみ部分も変更された。
またT6.1からデジタルコックピットと呼ばれるデジタルメーターもオプションにて可能になった...
T7(Transpoter T7)
2021年6月10日にワールドプレミアされた第7世代となるVWのトランスポーターのこと。実際の登場は2022年になるであろうT7、今回はフルモデルチェンジとなる。MQBと呼ばれるプラットフォームを採用し、運転支援システムも拡張予定で車両寸法もひと回り大きくなっているのが特徴。一説には第3世代であるT3のデザインをモチーフにしているというがコレいかに。発売時期は価格等はまだ未発表なので詳細を得た時点でここにも掲載していきたいと思います。