こんにちわ。モリタニです。先日のGAKUYAキャンプVol.4にご参加頂いた皆様ありがとうございました！！皆様のおかげでイベントも大いにに盛り上がりました。モリタニも普段はなかなかお客様と直接お話する機会も少ないので、今回皆さまとコミュニケーションが取れてとてもよかったです。今回ご参加頂けなかった皆さまも次回こそは、ぜひご参加いただければと思います。

さて今回はT5のパワーウインドウの修理をご紹介したいと思います。

助手席パワーウインドウを動かすとゴロゴロと異音がする。

というお客様のご用命により入庫しました。確かに上下させるとゴロゴロと異音がします。結論からいうとウインドウレギュレーターから異音がしています。簡単にパワーウインドウの構成を説明するとガラスを上下させるレールがついたワイヤーレギュレーターがあり、そのレギュレーターを動かすのがパワーウインドウモーター。そしてそのモーター操作をスイッチでおこなっているというわけです。今回はレギュレーターから異音がしていたのでレギュレーター交換となります。

ドアトリムを外したら見えてくるもの

 

ドアトリムを外してレギュレーターを交換します。写真のシルバーのパネルがウインドウレギュレーターAssyです。ここの裏側にレールとワイヤーがついています。近年のVWでは、ほとんどがこの方式です。フルパネルですのでこの状態でもドアの裏側は見えません。フルパネル方式によりドアの剛性及び側面衝突の安全面を向上させています。あのドアを閉めた時の重厚感はこういった設計からもきているというわけですね。

ウインドウレギュレーター交換

右が車両のレギュレーターです。ワイヤーの滑車（プラスチック製）が割れかけていて軸ずれのようになっていました。（すいませんその写真が撮れていませんでした💦）その為異音が発生していました。そのまま使用していくといずれ滑車が割れてガラスが上下しなくなります。ガラスが下がったまま上がらなくなるなんて事もありますので異音がしたりガラスの動きが悪いなどがあれば早めの点検をお勧めしています。

左が新品のレギュレーターです。パワーウインドウモーター、ドアロックユニット、オーディオスピーカーを新品パネルに移設し車両に取り付けてその他脱着した部品を元通りに組付け異音が鳴っていないか確認し作業終了です。

いかがだったでしょうか。今回はT5のパワーウインドウの修理をご紹介しました。近年のVWのパワーウインドウ構成部品は信頼性が大きく向上してますので昔に比べトラブルは少なくなってきていますが今回のような事例もあります。異音が発生しだしたり動きが悪くなっている場合は点検をお勧めしますのでまずはお気軽にご相談ください。

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モリタニ