こんにちは。モリタニです。遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。本年もGAKUYAをよろしくお願いします。
さて2026年最初のファクトリーブログはトゥーランのエンジン不調をご紹介したいと思います。
出だしや加速がもたつき、警告灯が点灯している。
お客様からその旨のご連絡を受けご入庫頂きました。
早速、症状確認と点検をしていきましょう。
点検及び診断していくと…これもVWあるある!?

メーターには「チェックエンジン」と「EPC」ランプが点灯しています。「チェックエンジン」はエンジンや排ガス関係に不具合があるという警告で「EPC」はエレクトリックパワーコントロールの略でエンジンの電子制御系に不具合があるという警告です。「EPC」警告灯は近年の車にはついていますが2,000年代初期くらいまでのモデルにはついていません。
エンジンの吹け上がりは少し悪いですね。テスターで故障コードを確認すると1番と3番のイグニッションコイルがミスファイアを起こしていました。ミスファイアですので未燃焼ガスにより排気ガスが濃くなり警告灯が点灯するという結果ですね。そしてエンジンレスポンスも悪くなります。余談ですがVWガソリン車のイグニッションコイル不良は比較的多いですね。なぜかはわかりませんが。ガソリン車のエンジン不調というとまずはイグニッションコイル不良が思いつくくらいです。逆に昔はよくあったエアマスメーターの不具合は近年あまり聞かなくなったような気がします。
イグニッションコイル交換

テスターでは1、3番のイグニッションコイル不良を示していましたが4番まで全て交換します。トゥーランは4気筒です。イグニッションコイルは高電圧を発生させるので劣化もしていきます。不具合が起きているところだけを交換すると新品の気筒と消耗しだしている気筒とで燃焼効率のバランスが崩れ本来のエンジン性能が得られません。その為、イグニッションコイルに不具合があった場合は同時交換をおすすめしています。

このトゥーランに搭載されているツインチャージャーエンジンのイグニッションコイル交換は少し厄介です。細いパイプ等があり注意が必要です。イグニッションコイルは専用工具(写真⭕️)で引き抜きます。

外れたイグニッションコイル。外観では不具合はわかりません。たまに少し熱損したようになっている場合もあります。今回スパークプラグも消耗していたので4本交換します。
これでエンジンの点火系統は一新されましたね。
作業後、警告灯が消灯している事と試運転し改善されている事を確認し作業終了です。

いかがだったでしょうか。今回は加速がもたつく程度と警告灯の点灯でしたがイグニッションコイル不良の症状が酷い場合は完全にエンジン不調になりますのでその場合はレッカー手配などでの移動をお勧めします。何か異変を感じたらまずはご相談くだい。
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モリタニ
