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GAKUYAのアメリカ大陸訪問記!シアトル疾走編 -with VANAGON- Vol.5


遂にアクセルオン!雄大なアメリカをヴァナゴンで疾走 in シアトル

 

今回のアメリカ研修のもう一つの目的である、『ヴァナゴンでアメリカの大地を疾走してみたい』計画。まずは2日目の朝7時にホテルを出発しSmall Car Performance社を訪ねる前に程よい近さにあるダッシュポイント州立公園(http://parks.state.wa.us/496/Dash-Point)を目指した。ニュータコマの港を横目に走っていると大きな丸太木材を積載するトレーラーを目にする。タコマ港はシアトル港とともに北部を代表するほど貿易が盛んなようだ。大きな船がせわしなく行き来するのも見える。

ヴァナゴンを走らせること約20分。別荘が建ち並ぶなか、急に自然豊かな木々が目に入りだした。写真ではわかりにくいが何とも言えない素晴らしい風景だ。

実はGAKUYAも地元の山『生駒山』の中腹に移転してチュンチュンと小鳥がさえずるなか大阪市内から20分という立地のキャンプ場を併設して仕事をしてみたい、という途方もない夢を持っている。ちょうどこの時にそれを想像しまくってしまいハンドル操作が危ういところだったがすぐに気を取り直し事なきを得た。もちろん同乗者には今でも内緒だ。

さてまずは海岸に降り立ってみた。コメンスメント湾を一望する眺望でアメリカを象徴する桟橋もある。平日だからかひと気はまばらだがロケーションは最高。青く広がる空も日本より大きく感じる。ちょうど干潮にあたるタイミングだったのかかなり潮は引いていたのだが、どうやら満潮時には桟橋から魚釣りが楽しめるようだ。ちなみに私キノシタは釣りとは縁が無いようで一緒に行った人も釣れなくなるというセンスの持ち主である。

海岸と反対側には高級そうな別荘が一面に広がっていて、煙突からは白い煙が立ち上っている。ブレックファーストでも作っているのだろうか。

2次元では表現しにくいゆっくりとした幸福感がしみ出ている。もし仕事をすっぽらかして良いのなら、このようなロケーションで最期を迎えたいものである。

筆者のカッコつけた写真を撮るもイマイチなので山中のキャンプ場を目指すことに。

水平対向エンジンが奏でるエキゾーストサウンドと聞いたこともない綺麗な小鳥の歌声が協和し、さらにまだ低い位置にある太陽の陽ざしが木々の間からオーロラのごとく差し込んできて、時々目にかかりまぶしい。でもそれが、めちゃめちゃ気持ちがいい。いやマジで。これはヴァナゴンでないとそんな気分にならないだろうと思う。イチVWファンだからかもしれないが初めてヴァナゴンにのって体験しても同じ気持ちになるであろう自信がある。

さて走ること10分、いくつか存在するようだが雰囲気の良さそうダッシュポイント公園内にあるキャンプ場に到着。キャンピングチェアに座ってタブロイド紙を広げる係員が声をかけてくる。

『予約持ってるかい?』もちろん思い立ってきただけなので予約など持っていない。実は日本からきて少しゆっくりするところを探してるんだけど、と返答すると『じゃあそのスペースを使っていいよ』と告げ急なアジア人の訪問にもニッコリとほほ笑んで戻っていった。これが自由な国アメリカなのかと心の中で感動してみた。

お言葉に甘え端のスペースを借りてまったりすることに。

最高に気持ちがいい、何かがピョンっと動いたのでよく見ると野ウサギだ。あー時間があればこのまま寝たい。出来ればこのままビールを呑んで厚さ数センチ以上はあるであろうアメリカンステーキをジュージュー焼いて食べて酔ってガーガー寝たい。でもしまった。食料どころか飲料も持ってきていない。でもこのロケーションなら何にもいらない。樹々が揺れるさわやかな自然の囀りと、どこからともなく聴こえる野生の小鳥たちの歌声を耳にしながらみんなで談笑タイム。GAKUYAの東にあるロッキーマウンテンならぬ生駒マウンテンでも同様の素晴らしいシチュエーションは可能であろうが、やっぱりひと味ちがうアメリカの雄大な自然を満喫しつつ、ふと我に返りやっぱホットドッグぐらい持ってくりゃ良かった~とよだれが出そうになったところでまったり終了。後片付けをして訪問先へ向かうことにした。

“アメリカ最北西部の州立公園に行ってみたら スローライフと大海原が調和し USAとして小さな公園だとしても 私たちにとっては大自然で人の心も癒される大きな想い出となる素晴らしい場所だったのでした”

Vol.6へつづく・・・